暗くなった舞台に小さく『天空界の安らぎ』のメロディが流れる。





  
  『これからは二人で生きるのよ、二人だけでね』
  突然映し出される天空聖者と赤ん坊の姿。
  そのバックでは赤ん坊の泣き声が聞こえる。





  
  突然の稲光、耳を打つ轟音。
  次の瞬間、天空聖者の影はおぞましい悪魔の影となってしまう……
  それでも聞こえ続ける赤ん坊の声、そして舞台は暗転していく。







  「待て!」「待て〜」
  どこからか聞こえてくる誰かを追う声。

  
  そんな中、観客席へ一人の女性が逃げ込んでくる。





  
  駆け込むように舞台の上にあがる女性。
  しかし追ってきた冥府兵達に追いつかれてしまう。

  「追いついたぜ」
  「手間かけさせやがって」
  「往生際の悪いヤツだ」

  続々と現れ女性を取り囲んでいく冥府兵達。

  「やっちゃおうか?」
  「やっちゃいましょう」
  「ガァァァァ!」





  
  『待ちやがれ!』

  冥府兵が女性に襲いかかろうとした その時
  突然、舞台に何者かの声が響き渡る!

  「なんだなんだ?」
  戸惑いながら辺りを見回す冥府兵達。




  『か弱い女の子を大勢で追いかけ回しやがって、てめぇら絶対ゆるさねぇ!
   天空聖者よ、我に魔法の力を!魔法変身 マ〜ジマジマジ〜ロ!』





  
  風を切る轟音と共に、なんとスカイホーキーに乗ってマジレッドが現れた!





  
  「赤の魔法使い マジレッド!」





  
  「いくぜぇ マジマジカ!」
  レッドの唱えた呪文と共に冥府兵達が炎に包まれる。





  
  「待て!」
  炎に包まれて堪らず逃げ出した冥府兵達を追い、
  舞台をホーキーで駆け抜けて行くマジレッド。





    
  「おっと、ここから先は通さないわよ」  「何を企んでいるの?」
  「今日という今日は許さないぜ」     「いくぞ 一網打尽だ!」

  逃げ出した冥府兵達の前に立ちふさがるマジレンジャー達。





  
  そこへレッドが合流して冥府兵達との戦闘に突入する。





  
  「ニゲロー」「ニゲロニゲロー」
  圧倒的な強さを持つマジレンジャーに対し
  少し戦っただけで逃げ出してしまう冥府兵達。

  
  「やけにあっさり逃げたわね」
  あまりにもすぐに逃げたので不思議に思うマジレンジャー達





  
  「君、大丈夫?」
  冥府兵達が逃げ去るのを見届けてから
  襲われていた女性の元へ駆け寄る5人。

  「なんでインフェルシアに追われていたんだい?」
  「それは……」


  『『探しましたぜ、お嬢さん』』
  女性が話そうとしたその時
  どこからか謎の声が聞こえてきた。





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