農民の残夢

悪政に悩んだ農民が領主を討つために鉄屑を集め
作り上げた武器。その歪んだ鉄屑には農民たちの
血の願いが込められている。

いくら農民が苦しめどなんの助けも出さない領主。
「わしらがこんなに苦労しているのに許せん!」
一致団結して領主の元へ向かう農民たち。

朝日が昇った瞬間、一気に領主の城に乗り込む!
しかし、実は領主も国のために農民から泣く泣く高
い税金を徴収し、自らも貧しい生活を送っていた。

無能な領主を哀れに思った農民達は武器を捨て、
領主と仲良く、そしてひもじく暮らした……。