アウストラシア王ジギベルト一世妃ブルンヒルデ
は西ゴート王アタナギルドの娘で夫の死後、あと
を継いだ息子が摂政となり実権を握った。
一方、ネウストリア王キルベリク一世妃フレデグ
ンデはアウストラシア王国の領土をいまいましく
思い、ジギベルト一世国王を暗殺してしまう。
アウストラシアとネウストリアは抗争を続け、ブル
ンヒルデの血族やフレデグンデの家族が次々と
暗殺され、両国間は深刻な状態に陥る。
ブルンヒルデはネウストリア王クロタール二世との
和平会談時に謀略に遭い処刑される。この斧は
ブルンヒルデの首を落とした斧と言われている。