皇帝の槍

一代で大帝国を創り上げた東方の皇帝の愛槍。
雷を纏いて国を断つといわれ、かつてはとある
神殿の護神槍として奉じられていた。

剛勇で名を馳せた男は神殿より護神槍を強奪、
大陸に覇を唱える戦いに身を投じる。男は雷を纏
い次々に各国を侵略、皇帝へと昇りつめたのだ。

大陸を手中に収めた皇帝であったが、その恐怖
と圧制に各地で反乱が相次ぐ。ついには自軍の
将にすら裏切られ、帝国は崩壊したのだった。

かつての味方に追われ小さな城に篭城した皇帝。
絶望した彼は愛槍を持ち、唯一愛した女と自分自
身を焼き尽くし最期を迎えたといわれている。

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