邪悪な竜により国を滅ぼされた王族の剣。
その栄華を誇る派手な装飾とは裏腹に、刀身には
滅ぼされた王族の怨念が込められているという。
王族の怨念は持つ者を呪い、
この剣を振るった者は毎夜、悪夢にうなされ続け、
最後には必ず不幸な死を迎える。
ある小国の王も剣の美しさに心を奪われ、悪夢に
うなされ続けながらも常に身に着けていたが、
同じように悪しき竜によって国を滅ぼされた。
この呪いから開放されるには、この剣を使い王家
の血筋を絶った悪しき竜の命を奪うことらしいの
だが、未だかつて呪縛から逃れた者はいない…。